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第8回受賞者、島田晴夫氏の奇術界に残したオリジナルを讃えるとともに、その受賞を記念するために、石田天海賞委員会の手によって編集・作成された貴重な一冊です。
氏の八ッ玉の手順やそのプロット、ネタ場・ホルダー・ネタ仕込みのポジショニング、また片手で4個の玉を出す技法やカラーチェンジの技法などが詳細に解説されています。
<主な掲載内容>
●「八ッ玉からドラゴン迄の道」
●「奇術の原点と行方」(フロタ・マサトシ氏との対談)
●八ッ玉の手順
●手順のプロット
●手順の実技
他、様々な技法の詳細解説
他、GENIIの表紙やIt' Magicのポスターやブロマイド、FISMコンベンションのプログラム掲載写真…といった氏に関する貴重な資料も多数掲載。
また豊富な写真と詳細な解説で、“本家・島田晴夫の八ッ玉”を習得する事ができます。
(著者:島田晴夫/発行年:1977年/第8回石田天海賞受賞記念)
※かなり年月が経っているため傷や汚れがあります。予めご了承ください。
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「石田天海賞(いしだてんかいしょう)」とは…
天海は「日本ではオリジナルが大切にされず、外国のネタのコピーを追随して知的所有権に対する考えがない。このままでは日本はやがて世界から非難を浴びるようになるかもしれない。」と心配した。
天海の思いを受け、フロタマサトシが発起人となって『石田天海賞』が創設された。
賞はオリジナルを尊重し、オリジナルを創ることを勧めるため、創作奇術に貢献した人に贈られ、受賞者の作品集が発刊されるのが慣例で、1968年から1997年までの30年間に21人が受賞した。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)