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慶応義塾大学奇術愛好会三代目幹事長を務め、TAMC(東京アマチュアマジシャンズクラブ)会員でもある、第5回受賞者、氣賀康夫氏の作品集です。
様々なマジック関連の著書も記されているだけあって、いろいろな意味でマジックを“楽しむ”ことを大前提とした内容になっています。
<主な掲載内容>
●第一章 「奇術は楽し」
●第二章 「カード奇術技法の完成」
●第三章 「絵柄カード」
●第四章 「コイン奇術」
●第五章 「楽しい創作」
●第六章 「ファン・カード・プロダクションズ」
他、「奇術談話室」と銘打たれた、インタビュー形式の一問一答も収録。
「奇術の上手くなるコツとは?」
「奇術の価値の判断基準とは?」
「タネの分からない奇術は悔しがってしまう?」
といった率直な質問にも大変的確な回答をされており、初心者から愛好家まで深く頷ける内容の一冊となっています。
(著者:氣賀康夫/発行年:1973年/第5回石田天海賞受賞記念)
※かなり年月が経っているため傷や汚れがあります。予めご了承ください。
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「石田天海賞(いしだてんかいしょう)」とは…
天海は「日本ではオリジナルが大切にされず、外国のネタのコピーを追随して知的所有権に対する考えがない。このままでは日本はやがて世界から非難を浴びるようになるかもしれない。」と心配した。
天海の思いを受け、フロタマサトシが発起人となって『石田天海賞』が創設された。
賞はオリジナルを尊重し、オリジナルを創ることを勧めるため、創作奇術に貢献した人に贈られ、受賞者の作品集が発刊されるのが慣例で、1968年から1997年までの30年間に21人が受賞した。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)